バイクとバイクツーリングの世界に惹かれた、リターンライダーです。 DUCATI Multistrada 1200

1998年から4年連続して九州に渡った。

天草は熊本から長崎方面に移動する際に何回か通っていた。
通過点に過ぎなかった。
でも、いつも気になっていた。いつかゆっくり観光したいと。
「なんとなく、気になる場所」という感じだった。

ある年に天草に焦点を絞って、九州ツーリングに出た。
天候は最悪だった。
四泊五日の全行程が雨。
おまけに寒くて手が痺れた。
挙句の果てには、レインウェアーのシールが老朽化して雨漏れがした。
まったくついてない。
私の少ないツーリング経験の中で、最もつらいライディングだった。

しかし、地方へ行くと、大抵の人は親切だ。
冷えた体が心と共に温まる。
道順など丁寧に教えてくれる。
天草も例外ではない。地図を見てとまっていると、むこうから温泉やら宿やら
を案内してくれる。利害は無い。

天草下島に竜洞山キャンプ場がある。
バンガローやテントサイトがあるキャンプ場だ。
バーベキューサイトで地元町内会がマラソン大会の打ち上げをしていた。

食べ物や、飲み物をたくさんもらった。
「どこから来たの?」「どこどこ行くの?」とか聞かれた。

すると、あるひとりのひとが聞いてきた。
「なんで、また天草へ?」と。

ツーリングしていて、「なんで、ここに来たの?」と聞かれたことは無い。
しばらく談笑が続く。

するとまた別の人が聞いてきた。
「ところで、なんでまた天草へ?」

私は言った。
「皆さんの人柄が良いからですよ。」と。
ほんとうは「地元の人が自信持ってよ、国定公園でしょう。ここは。」
と私は言いたかった。

その人は、しばらくなにかを考えるような顔をしてから言った。
「島の人はみんな良い人だからね。」と。

そう、天草は「島」です。
橋でつながっているので、なんとなく錯覚しそうですが「島」なのです。

だから、島の人達の温かみがまっすぐに伝わってくるような気がする。
そして、結構、観光ポイントも豊富だ。
エキゾチックなムードは、完全に観光地化された長崎とは又、違った雰囲気がある。

今度、「ところで、なんでまた天草へ?」と聞かれたら、
私はこう答えてあげましょう。

「あなたの笑顔がいいからよ」ってね。
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