バイクとバイクツーリングの世界に惹かれた、リターンライダーです。 DUCATI Multistrada 1200

ゴアテックス製ウィンタージャケット、綿入りオーバーパンツ、厚手のセーター、ネオプレーン製マスク、
ネオプレーン製スパッツ、ハンドルカバー、グリップウォーマー・・・・
そして、首には特性大型バンダナ。

私が真冬に走る装備である。

これだけの備(そな)えで、やっとまともに走ることができる。
ハンドルカバーに、グリップウォーマーなどは、ズボンにベルトとサスペンダーをしているような
ものだ。(だがこれでもまだ指先が冷たい....)

真冬に自動車道を走行していると、絶好シーズンと比べてあきらかに速度を落として走行している
バイクを見かける。
安全運転に徹しているなら大賛成だが、どう見ても「いくタイプ」だ。
つまり「寒くて速度を落とさざるを得ない」のである。

速度違反を推奨するのではないが、「寒さごとき」にバイクを自由に、軽快にあやつることを
阻害されてたまるか。
だから、ゴアテックスのウィンタージャケットを筆頭に、冬の大装備を装着していざ軽快にバイクを
乗りこなす。あたかも春がごとく。
(それだけ身に着けてなにが軽快かと自分につっこむ)
...........................

ある年の元日、出勤した。
早朝からの出社・・・、つらいものがあった。

あるバイクショップの前で若者が初ツーリングにいくべく集合している。
こちらを一瞥しつつ、「おっ、あいつも初ツーリングか」と視線を感じる。
「初仕事じゃー」と、視線を返す。

日本一の休日はバイパスもことのほかよくすいている。
真冬の大装備のおかげで、「寒さごとき」は敵ではない。
ヘルメットの中を少し涼しげな風(ときおりたいへん冷たい風)が通る以外は、
快適なライディングだ。

前後左右邪魔者なし。
前方はまるで鈴鹿のグランドスタンド前がごとく開けている。
バイクをコントロールする前に、自分をコントロールすることが必要だ。
調子にのりすぎて、自我を忘れてはいけない。

凍る空気のなかを、自分をつつむまわりと共に、前へ前へと進む。
自分だけでなく、もちろんバイクだけでもない。
バイクにまたがっているという景色が移動している。
それをながめている自分がいる。

「やっぱりバイクはいいな~」
冷風ながれるヘルメットの中で、頭に浮かんだ年頭の言葉だった。
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