バイクとバイクツーリングの世界に惹かれた、リターンライダーです。 DUCATI Multistrada 1200

中型免許取立ての時期のこと、
これまでの日々を取り返すかのようにツーリングをしていた。
BAJAで日帰りツーリングを連発していた。

わたしには”いつもの場所”がある。日本海(兵庫県竹野町)である。
車が新しくなると必ずそこに行き、写真を撮る。
この度も例にもれず、そこに愛車(BAJA)と共に訪れた。

ゴールデンウィークの好日。ツーリングの得意日だった。
海岸線で休憩していると、オフ車(RAID)の荷物満載ライダーがやってきた。

友人がごとく話しかけてきてくれた。もちろん初対面である。
以前の私なら過去に面識のあった人だろうかと思ったに違いない。
(実はそのときに少し思った)

ツーリングの絶好日。晴れた海岸線。青い海。そして青い空。
気分も爽快。
”バイク人”にあえば、みな友達。いや、みな同志なのだ。と実感した。

しばらくすると更に同志(荷物満載オフ車)が走行してきた。
私に話しかけてきていた彼(RAID)は、「来た来た」と独り言を言いながら、
ピースサインを送った。
すると、「おお、久しぶり」かのごとく、サインを返してくる。

その一部始終を見た私は、彼らも友人どうしかのように見えた。
実際は彼ら同士もまた初対面だった。
つまりその場、その瞬間にいた私を含めた3人は全て初対面だった。
このようなことはあらためていうこともない、今となっては
何の不思議ではないことだが、そのときの私にとっては驚きだった。

共通の志向を持ったもの同士はいいものだなと感じた。

更にひとり(レプリカ)がやって来た。
レプリカとRAIDは知り合いのようだった。

レプリカが去り、私とRAIDも別れのときが来た。
「気をつけて、またどこかで会いましょう」
わたしはあたりさわりのない言葉を吐いた。

するとRAIDはこういった。
「走り続けている限り、どこかで会えますよ」

その時は「そうですね」程度の感想しかなかったが、
いまは、なんと、奥深い表現なのだろうと感じる。

そうです。
走り続けている限り、どこかで、そして、

「いつか会える」と思った。
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