バイクとバイクツーリングの世界に惹かれた、リターンライダーです。 DUCATI Multistrada 1200

内燃機関のエンジンが無くなるのは時間の問題です。数々のバイクファンを魅了してきた、
あのサウンドは、過去の「思い出」となるでしょう。
「昔は、排気ガスを出しながら、大きな音を出して走ってたんだって。」
という会話が交わされる日が、近未来にやってきます。
「ビビンビンビン」「ブォーン」「バリバリ」「ビーン」。あなたの耳に刻まれている音は、どんな音色ですか。
その音色は、「ウィーン」や「ヒューン」というモータ音へと置き換わることでしょう。

バイクショップでの会話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ライダー:「おじさーん、1975年式YAMAHA RD50のサウンドチップ、ある?」
おじさん:「そんな、古いもんがあるかよ。だいたい、あんたのマシンに50ccバイクのサウンドが似合うかよ。」
ライダー:「それもそうだけど、あのマシンには思い入れがあってよ。」
「じゃ、1997年式CB750のサウンドチップだったらあるかな?」
おじさん:「それだったら、あるよ。定番だからな。サウンドチューニングは自分でやるんだな。」

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サウンドチップを装てんする為の、サウンドチップドライブはオプション装備です。
「音」はチップに組み込まれ、ドライブに装てんされます。
近未来では、このオプションも人気が無くなり、自然消滅していきます。

熟年ライダーが「まやかしの音」を奏でながら、走り抜けていきます。
新車を駆る若者が、モーター音を鳴り響かせながら疾走します。
「やっと、モータがぬくもったな」とか言いながら。

バイクファンをいざなった、エンジン音が消えるのは時間の問題です。
あの音は、テレビや、なんらかの媒体を通じてしか、聞けなくなります。
気がつけば、遠い昔に聞いた、海のさざなみのように耳の奥でかすかに
残る音へと化していることでしょう。

だが、初めてバイクで走ったときに、僕の胸の奥に響いた、
「ズキューン」という感動の音は、誰にも消すことはできない。
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